宮司よりひとこと

これまでの宮司よりひとこと 2013年

世界最長の君主国家【更新日】平成25年11月29日

長い歴史の中で数々の国難がありました。蒙古襲来、明治維新、日露戦争、弟二次世界大戦等々を乗り越えられたのは、国の中心となる天皇のお蔭です。無私無欲の神聖な天皇の存在があればこそ、国民が一つ心となって国難を乗り越えてこられたのです。戦後は主権が国民にあるといって、天皇の尊さを教えることが少なくなりました。

食道を切除した知友がいます。食事が喉につかえるために、絶えず手でさすらなければ下に行かないことを知りました。初めて大切な食道の働きと、有り難さを知ったのです。天皇もそれと同じで、平和な時にはその存在の意味がわからないのですが、国難が起こると、その価値が鮮明になってくるのです。

世界の君主国家の歴史を見ると、デンマークは54代1000年余、イギリスは40代約950年間続いています。これに対してわが国は125代2673年の歴史があるのです。世界がわが国の皇室に敬意を表してくれるのがよくわかります。

天皇陛下は元旦の四方拝をはじめ、多数の祭りを通じて、国家国民の平安をお祈りくださっているのです。これが太古から続いている天皇のお役目です。絶えず人々の幸せを祈ってくれているのですから、これに応えて国民が、国歌「君が代」を歌い、皇室のいやさかを祈念するのは当然なのです。国家の中心が神聖な天皇となっていることが、国民にとってどれほど幸せなことか。この国家体制を世界が羨望しているのです。終戦直後、昭和天皇が全国にご巡幸されて、国民を励ましてくれたお蔭で、日本の復興が加速したのです。

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祝祭日に日の丸をあげましょう【更新日】平成25年11月01日

オリンピックや国際競技になると、日の丸を熱狂的に意識するのに、なぜ祝祭日に家々に国旗が揚がらないのでしょうか。昔のカレンダーには、祝祭日のところに日の丸の旗が描いてありましたが、それも消えています。平成11年に国旗と国歌が法制化されたにもかかわらず、学校ではまだまだ徹底されていません。

日本の国は今、勝手気ままな人が増え、国のことよりも、己の権利ばかりを主張するようになりました。国民の心がばらばらになって、中心帰一の精神が無くなり、神話やわが国の古い歴史が子供に伝わらなくなっています。せめて祝祭日ぐらいは、「日の丸」をかかげて、日ノ本の国の勝れた歴史や文化を振り返えらなければ、国は滅んでしまいます。

旗にはその国の文化が凝縮されており、どこの国もそれを誇りとして大事にしています。稲作を中心に生活をしてきた私たちの祖先は、太陽の恵みに感謝し、それを信仰の対象にしてきました。日章旗の丸は円満を意味し、赤は真心や情熱を表わしています。白地は純潔や清明心を意味し、昔から清潔を尊んできた日本人の性質を表現しています。昨年、枚岡神社のM総代が氏子中に国旗の大切さを説いてくれたお蔭で、祝日になると150本の国旗が並んでいます。そうなると、国旗を立てていないと、左翼分子と思われる、といった逆現象が起こっています。

シンプルで美しい「日の丸」が並んでいる町を歩くと、心が爽やかで嬉しくなるのは、内なる遺伝子が反応しているのでしょうか。2020年の東京オリンピックまでには、日の丸が日本国中に翻っているよう願いたいものです。

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日本一の布団太鼓【更新日】平成25年10月01日

枚岡神社の秋の大祭は、毎年10月14、15の両日で、氏子9地区より大小23台の布団太鼓が宮入りをします。400近い露店が立ち並び、境内は訪れる群集で、立錐の余地もありません。

そんな中を、布団を重ねたような太鼓台が、4、50名の若者にかつがれて、気勢をあげながら次々と境内に入ってきます。一昨年は両日共に雨が降りました。当然宮入は中止か短縮されるものとばかり思っていたのですが、布団太鼓はビニールで覆われ、かつぎ手はずぶ濡れになって、一心不乱にかついでいました。

雨にもかかわらず大勢の参詣者がこれを見守っているのです。この時ばかりは、河内の男意気を肌で感じ、「日本一の布団太鼓」を実感しました。『太平記』の作者といわれる玄恵法印は、笑いを通じて人の道を正そうと、「狂言」をこしらえた、といわれています。

そんな中に、「チョウサヤヨウサ、ヨウサヤチョウサ」、という祭り囃子が出てまいりますが、600年前の言葉が今もこの祭礼で使われていることにも、深く感銘を受ました。各地域から布団太鼓を出すには、町の絆がなければ出来ません。今、日本の国は絆が薄れて、無縁社会が広がっています。そのような中で、枚岡周辺が意思の疎通が深いというのは、この太鼓台のお蔭です。

名高い岸和田のダンジリは日曜祝日に変わりましたが、枚岡の太鼓台は、曜日に関係なく行われています。若者は「この祭りに休める会社を選んで入社した」、という人が多く、太鼓台にかける熱意のすごさに、ただただ驚くばかりです。

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海に浮かんだ葦舟【更新日】平成25年8月30日

水を浄化し環境にも役立っている葦は、太古日本だけでなく、広く湿地帯に茂っていました。チグリス、ユウフラテスの川がある今のイラクは、かつてシュメールと言われ、この辺りに住んでいた人たちが、メソポタミヤの文明を起こしました。

去る6月16日に、日御碕の海底祭祀跡の海上に葦舟を浮かべて、葦舟神事がとり行われました。この日は梅雨の晴れ間で、しかも海は凪いで、この上ない葦舟日和でした。漁船で目的地までゆっくり曳かれていると、まるで太古の神代の世界に誘われているような不思議な心境でありました。曳航船上で吹く横澤和也氏の笛の音が波間を流れ、やがてその音が消えると、小生が切幣や供物を海中に供え、祝詞を上げて日本の再生をお祈りいたしました。

次に表博耀氏が創生神楽を舞い、舵取りの西川雅規氏が葦笛を吹いて、海上での神事が神々しく厳かに終了しました。全国から集まった熱心な人たちが、漁船に分乗して葦舟を遠くから取り囲み、葦舟神事に合わせて、共に祈りを捧げていた姿が印象的でありました。伊勢では外宮の勾玉池の舞台上に葦舟を飾り、日御碕神社と同様、数々の芸能を奉納し、最後に笑いの神事で締めくくりました。翌24日に枚岡神社にもどって、葦舟神事の終了を奉告するとともに、日本の再生と世界の平和を祈念いたしました。

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古代の葦舟を再現【更新日】平成25年8月01日

今年は伊勢神宮(20年毎)と出雲大社(60年毎)の遷宮がある、真に目出度い特別の年を迎えています。遷宮は技術の伝承もさることながら、新しく蘇えることに大きな意味があります。人々はますます自然から離れて唯物化し、我欲が山のようにふくらんで、誰もが地球の将来に不安を感じています。

今人々の心が良い方向に蘇えらなければ、日本の再生も不可能になってしまうでしょう。両社の遷宮を迎えた今年は、日本の将来を決める節目の年でもあるのです。

『ガラスの仮面』や『アマテラス』で名高い漫画家の美内すずえさんは、かねがね日本の将来を危惧されていました。そこでこの遷宮の蘇えりの大事な年に、この両社の地に葦舟を浮かべて、日本再生を祈る葦舟神事を企画されました。

伊勢と出雲を結ぶと、線上に枚岡神社があります。太陽が出る伊勢の神宮、日が沈む出雲の日御碕神社、天照大御神さまを、天の岩戸からお出ましいただくために、祝詞を奏上された神さまを祀る枚岡神社、それぞれが太陽神と関連しています。そのようなことから当社が両社を結ぶ要として、事が運ばれました。

伊勢と出雲と河内の葦が境内に運ばれ、6月の7,8の両日、葦舟作りの団体である「NPO法人アカルプロジェクト」のメンバーや、大勢のボランティアが集まって、長さ5、5m、幅1,5mの古代の葦舟が見事に完成いたしました。9日に完成奉告祭を斎行したあと出雲に運ばれ、海上で厳かに神事をとり行い、日本の再生を祈念いたしました。

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五大と感謝の心【更新日】平成25年7月01日

先日、酸素吸入器を曳き、鼻に管を通して参拝された方が、苦しそうに顔をしかめておられました。肺ガンで片肺がダメになり、残った肺も肺気腫になって、「無意識に呼吸をしていた時が一番幸せであった」、と仰っていました。

30万人を数える人工透析者は、おしっこの出る人が羨ましいと言われます。世間には口で食事が出来ない、目が見えない、耳が聞こえない、言葉が話せない、歩けない、寝たきりといった人がたくさんいます。悪くなって初めて健康の有り難さがわかるのですが、元気な時には感謝を忘れがちです。

大陸から入って来た「陰陽五行」に対して、「五大」という教えがあります。五つの大いなる力のことで、五輪塔はこれをよく表現しています。一番下の台は「土」を意味し、その上の丸い石は「水」、その上の笠は「火(光)」、その上の台は「風(空気)」、一番上にあるのが宝珠の玉で「空」。土に種を蒔いても命の芽は出ず、水もお日様の光も、目に見えない空気の力も必要で、この四つが揃って初めて命が生まれるのです。これら四つの大いなる宇宙の力を「空」と言って、宝珠の玉で表現しているのです。

葱坊主のような形をした宝珠の玉は、伊勢神宮の御殿や橋の欄干に、灯篭や塔の九輪の上に、仏様の頭上や手の中に、といったように気をつければ至る所で目に入ります。これは私たちが一人で生きているのではなく、宇宙の大いなる不思議な力によって生かされているので、感謝をしなさい、と教えてくれているのです。

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兎とカラス【更新日】平成25年5月31日

この世は陰陽の調和によってなりたち、自然との関わりによって私たちは生かされています。これをうまく意味づけたのが陰陽五行(木火土金水)の教えです。月と太陽は陰陽一対といわれ、月は兎を連想します。月の中の模様は兎が餅をついている姿だ、といわれてきました。

平安時代の『今昔物語』にも、兎のことが出ています。森に猿と狐と兎がいて、前世は財を蓄え、困っている者のために施しをしなかったために、獣になってしまいました。そこで施しに努めてまた人間に生まれ変わろうとしています。これを知った帝釈天は、餓えた老人に変身して森に姿を現します。早速猿は木の実を運び、狐も餓えた老人に食べ物をせっせと運ぶのですが、兎は猿や狐のように智慧が働きません。

そこで焚き火の中に自ら身を投じて、老人のために身をささげました。老人は帝釈天の姿に戻り、身を犠牲にしてまで他のために尽くした、兎の尊い志を他に教えるために、兎の焼けた煙を月に写したのだ、と書かれています。この説話から、兎は月の象徴として昔から名高いのですが、太陽の方はあまり知られておりません。太陽の象徴は実は烏なのです。

天皇の即位式である大嘗祭の庭に飾られる幟には、必ず月に兎、太陽に烏が描かれます。中国、朝鮮半島の古い遺跡にも月と太陽の中に、兎と烏の絵や文字が描かれています。法隆寺の玉虫の厨子にも見え、大陸からわが国に流入された兎と烏の文化が、注意すればあらゆる所に描かれていることに気づきます。

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カラスは太陽の象徴【更新日】平成25年5月1日

昨年(平成24年)は古事記が編纂されて1300年を迎えました。日本の文化は神話と繋がっており、色いろなヒントが隠されています。神話の中で神日本磐余彦命(カムヤマトイワレヒコノミコト・神武天皇)が枚岡の辺りから暗がり峠を越えて大和に入ろうとしますが、ナガスネヒコに阻止されて、熊野に迂回し、吉野から宇陀を経て橿原の地に建国する過程で、数々の困難に遭遇します。

この時に太陽神でもある天照大御神の使いとして三本足の八咫烏(ヤタガラス)が案内役として登場します。烏は日の出とともにねぐらを発ち、沈むとともに帰ってくるからでしょうか。7000年前の中国古代長江文明では鳥が太陽を運び、また死者の魂を天上に運んでくれる、と考えられていました。

中国西南部の山間部では、ご神木的意味合いの高木が各村に立っており、上部には太陽の出る東を向いて鳥が立っています。これは私たちの願いを鳥が天上に届けてくれるという意味があり、これが変化して日本では鳥居の形になったのではないかと思われます。鳥居は聖と俗との結界といわれていますが、何故に鳥居と言うのかがわかるような気がいたします。

また太陽の黒点は烏だという説もあります。烏は黒くて不吉だと思われ、ごみをあさって嫌われ者になっていますが、昔は太陽の象徴として崇められ、真に目出度い霊鳥としていたのです。

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五色と相撲【更新日】平成25年3月29日

神話の天の岩戸隠れに、天照大御神のお出ましを願って、神々が一計を案じる場面があります。

祭りをするために装飾し、祝詞をあげ、楽しく踊り、神々の笑いによってお出ましになられました。その装飾の品は、榊を立て、玉と鏡を掲げ、白和幣(しらにぎて)、と青和幣(あおにぎて)を取り付けました。玉は八尺勾玉(やさかのまがたま)、鏡は八咫鏡(やたのかがみ)のことで、草薙の剣と共に三種の神器として、天皇様の象徴になっています。白和幣は神にささげる白布、青和幣は麻布のことで、後に五色絹に変化します。全国の神社の装飾はこの太古の姿が受け継がれ、神話が今も息づいているのです。

太古から民俗の流れと共に文化がわが国に流入され、日本の心に合わない物は消え去り、合う物はより昇華されて行く、これが日本文化の特徴です。五色絹の色も半島から入ってきた「陰陽五行」の一つで、色いろな意味合いがあります。青は季節は春で、方角は東を表しています。赤(朱)は夏で南。白は秋で西。黒(または紫)は冬で北。黄は立春、立夏、立秋、立冬の前18日間の土用で、方角は四方の中央を意味します。これらのことから「青春」や、「朱夏」、「北原白秋」の名が生まれました。

大相撲で土俵の上の房の色を見れば東西南北がわかるのです。黄色は中央の土俵を意味しています。因みに土俵は神聖な場所なので、注連縄で囲み、塩を撒いて清めます。お相撲さんが四股を踏むのは、土地の神様に刺激を与えて、秋の稔りを祈念しているのです。相撲は格闘技ではなく、五穀豊穣を祈る神事ですので、力強さと共に、所作が美しくなければならないのです。

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伊勢、出雲のご遷宮によせて【更新日】平成25年2月28日

戦後の教育は祖先から語り継がれてきた先人の智慧や歴史を無視し、徳育から大きくはずれて、霊性高い日本民族の誇りを子供に伝えられなくなりました。

そして68年たった現在、全ての面で行き詰まりを見せています。一昨年に未曾有の大震災が起こり、人間が自然に対していかに小さな存在であるかを思い知らされ、人々の心のありようを反省させられました。

昨年は神話である『古事記』が編纂されて1300年を迎え、見失われていた日本の古い歴史と伝統と、高度な精神性を見直す機会となりました。そして今年は伊勢と出雲の遷宮を迎えました。天つ神の代表である伊勢は20年毎、国つ神の代表的存在である出雲大社は60年毎と定められ、同じ年に行われる真に目出度い特別の年を迎えたのです。

日本の文化を知るには、神話を読まなくてはなりません。出雲の国譲りの神話では、天つ神は顕界を、国つ神である大国主神は幽界を統治する約束がなされました。この世は見える世界(顕界)とその奥に隠れている見えない世界(幽界)から成り立っており、全てが幽顕一如なのです。でも人々は見えない世界を信じようとせず、実に唯物的になっています。体も見えない心と一体です。見えない心が鬱や極度のストレスを起こせば、見える体に障害を起こします。宇宙を考えても見えるモノは4%しかなく、後の96%は見えないダークマターとダークエネルギーによって成り立っている、と言われています。見えないものを信じない、というのは実に非科学的と言わざるを得ません。

伊勢、出雲の遷宮の年にあたり、見えない心や魂の分野にも関心を高めたいものです。

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感謝の心を育てよう【更新日】平成25年2月1日

ケニアのマータイさんは母国の砂漠化を憂い、植林活動によって世界ノーベル平和賞を受けられました。わが国では木種をいただいた五十猛命(イタケルノミコト)が、日本国中に木を植えて称えられており、すでに神代の昔から植林が行われていたことが神話によって窺われます。先人が努力してきた森作りのお蔭で、今も森林面積が57%を誇っているのです。

因みに日本より多い国は60%を越えるフインランドだけで、同じ島国のイギリスは10%しかありません。日本の国は上空に行けば行くほど森しか見えず、今も森の国なのです。命の水が簡単に手に入るのも、みな先人の苦労と努力のお蔭なのです。森の恵みが水を生み、稲作が盛んとなって食生活が安定したのです。

物を生み出す土や水の力、太陽の光や目に見みえない空気の力、どれ一つ欠けても命は生まれません。この計り知れない不可思議な力を、我々の祖先は神と称して、「お蔭さま」という言葉を使い、敬謙な気持ちで感謝してきたのです。このような麗しい感謝の心が希薄となり、物と金しか考えない日本人が増えています。これでは全ての面で行き詰まるのは当然なことです。

マータイさんが「モッタイナイ」という言葉を世界に発信されたように、これを子供たちに伝えて行かなければなりません。その一つの方法として神棚の設置を氏子に勧めています。親が神棚に向かって手を合わせておれば、自ずと子供は真似て、物と心のバランスがとれ、感謝の心が養われてまいります。「三つ子の魂百までも」と言われるように、大事な幼児期の環境が、子供の一生を左右することを思えば、親の責任は真に重いと言えるでしょう。

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偉業は朝の時間から【更新日】平成25年1月11日

大阪市内に山本兆揚という仏画師がいます。10余年前に6,6m×5,3mの金剛界、胎蔵界二面の大曼荼羅を完成されました。両面に大小1872体の繊細で神々しい仏様が描かれ、その厳かなお姿に思わず手を合わせてしまいます。

現存最古の大曼荼羅である神護寺の高尾曼荼羅(国宝)に感動された兆揚さんが、20年かけてこれを抜く日本最大の曼荼羅を完成させたのです。同寺のように金と銀で描くと銀は黒く錆びてしまうので、白金を使うことにしました。高価な白金を手に入れるためには日中、仏画を描かなければなりません。そこで兆揚さんは57歳の頃から、毎晩9時に寝て午前2時に起き、それから6時間曼荼羅の制作にかかり、8時から普段の生活をする、これを20年かけて歴史に残る大作を完成させたのです。

人の体内時計は、午後9時か10時頃が一番回復力があり、この時を活かせば5時間の睡眠で十分なのです。限りある時間をうまく活かすために早起きをすれば、健康のためにも、事を成し遂げるためにも効力がある一例です。朝早く目覚めて差し昇る朝日に、今日も新しい一日を迎えられたことに感謝の手を合わせる。沈み行く夕日に、一日が無事であったことを感謝して眠りについた。そのような祖先の素晴らしい風習は、環境の変化で今は見られなくなりました。

早起きをして朝日や夕日の代わりに、神棚を通して感謝の手を合わす麗しい習慣を、未来を創る子供たちに伝えて行きたいものです。

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